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【作品名】戦国BASARAX 【ジャンル】戦国陸上格闘ゲーム 【名前】伊達政宗 【属性】武将、人間男性 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】持ってる1.3m程の刀の一撃は小型ミサイルの直撃以上の威力 JET-X:真っ直ぐに直進する電撃を放つ 射程12m、機械レーザー並みの弾速、一撃で小型ミサイル並みの威力 何度でも発射可能 【防御力】小型ミサイルの直撃に30発以上耐えて戦闘続行可能 【素早さ】8m程のジャンプができる 機械レーザーより速く移動可能 機械レーザーを3m先から見てから防御可能な反応 【特殊能力】地上に居る間、受けたダメージの約半分量が時間経過とともに回復する。 機械レーザーが10m動く間に、体力が1/30回復する。 ただし、一発でも攻撃を食らいダメージを受けると回復は停止し、再度回復が開始するまで時間を必要とするため 絶え間なく攻撃を受け続けると回復はできない。 (防御・回避・自らが攻撃に転じている状態では自動で回復していく) 【長所】超Stylish 【短所】ゲームに参加できてない不動の最弱キャラ vol.130 208格無しさん2020/11/25(水) 23 48 45.28ID gC6I7Zs0 伊達政宗(戦国陸上格闘ゲーム) アストロと同じ3m光速反応なので=
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ツイッターのアカウントはHiroKobaP 。 プロフィール欄にも「エンターテイメントに関わるプロデューサー!」とあるように、 P(プロデューサー)の地位にこだわっていることがアカウントからも窺える(*1)。 この件は、氏とカプコンとの関係において重要な意味があると思われる(詳細は下記)。 なお、プロフィールを見ると無駄にカメラ目線の小林氏と鉢合わせることになるので要注意。 「馬鹿発見器」「失言製造機」の異名をとるTwitterの構造的問題(功績?)がこうも露骨に出るケースも珍しい。 KYな人 俺流エンターテイメント カンブリア宮殿と殺意の波動 微妙な武将隊 小山田宗茂? BGMの無断使用?/政宗の漢字が正宗 ワゴンに行くのは果たしてどちら?世の中変なやから多い( _ ) かわいそう(ToT)/~~~ 本当に祈ってる? TGS妄言集後日談 「癌細胞」と「健常細胞」 新手の挑発? 常習犯ならでは… 疑問点と結論 KYな人 ツイッターをして思うところ、規則正しく生活しているKYな人が笑えます!!(2010.07.14. 01 49) 誤解ないように!規則正しい生活は大事です!皆さんそうして下さい!KYなある人が規則正しいので笑えただけです!(2010.07.14. 12 50) 規則正しく生活しているフォロワーはドン引いたであろうつぶやき。 まずいと思ったのだろうか、一応フォローを入れてはいるが、結局特定の人物を馬鹿にしていることには違いない。 俺流エンターテイメント 世の中にはエンターテイメントという楽しいものを理解出来ない人がいることに残念です。可哀想…。(2010.07.15. 14 52) エンターテイメントを通じて多数の人を不愉快にしている男の発言がこれである。 カンブリア宮殿と殺意の波動 カンブリア宮殿を今、見終わりました!ヒドイ!睡眠時間を削って取材を何度も受けたのに全部カット! E3や会議、開発風景、富士通ハイランドなと。長期の取材を受けるのも考えものですm(__)m(2010.08.03 02 07) なんか思い出したら殺意の波動が生まれそう!;(2010.08.03. 03 31) テレビ東京「カンブリア宮殿」の8月2日放送分でカプコン会長辻本氏が出演したときのつぶやき。 自身を紹介してもらったテレビ番組に対して不満を持った挙句、この言い草である。 「富士通」は「富士急」(タイアップ相手)の誤字。 なお、このつぶやきに苦言を呈した一般人の発言をリツイートで晒し上げるといういらんおまけつきであった(*2)。 微妙な武将隊 (最近増えている「戦国武将隊」をどう思うか、という質問に対して) 武将隊は微妙なものもありますが、地域活性化の一つになれば良いと思います!(2010.08.18. 12 00) 公の場で「微妙なもの」呼ばわり。 小山田宗茂? (BASARAのゲーム本編には参加していない有名声優・古谷徹さんの話題に対し)幕張頑張って下さい! 古谷さんはバサラ弐で小山田宗茂を演じでもらいました!(2010.08.19. 04 31) ツイッターでも武将名の誤字は健在。 (そもそもアニメに登場した「小山田信繁」は、アニメスタッフが小山田信茂を誤って表記したもの) 実在した武将はもちろん、担当声優の古谷徹氏にも非礼極まりない発言である。 BGMの無断使用?/政宗の漢字が正宗 昨日は新宿の戦国居酒屋に行きましたが、バサラアニメのBGMを使っていたけど無許可なんだろうな? また、バサラを意識した要素が多々ありました。政宗と幸村を注力してました。政宗の漢字が正宗でしたけどね。(2010.09.04. 14 29) 「お前が言うな」二連発。 あちこちのゲーム・アニメ・漫画からパクリスレスレのオマージュを取り込んだゲームを製作した上、 さんざん武将名を誤って表記しておいてこれである。 ワゴンに行くのは果たしてどちら? 3Zワゴンセールだった!(2011.03.21) プロデューサーどころか、人間としての資質を疑うレベルの妄言。 ここで挙げられた「3Z」とは、勿論『戦国無双3Z』のこと。 自分がフォローしているレイヤーが3Zの話題をした際、 それに対して(おそらく感情的に)行ったリプライが上記の物である(画像)。 発言の問題点は、ヲチスレ避難所15の825氏が良くまとめているので以下を参照(適宜改行等あり)。 825 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2011/03/21(月) 13 26 28 ID KSDtjPyY 問題点 ①ワゴンセールがデタラメである可能性 3Zはワゴンセール行きの最大の原因になる過剰出荷をしてないし、初週の消化率は8割以上だった。 さらに今でも売上ランキングに載るほどジワジワ売れていて、 ネットでの中古買取情報を見ても、ワゴンセールになるようなソフトではない。 事実を誇張してネガキャンするならともかく、事実をでっち上げてネガキャンするのは悪質。 ※ 実際、このツイートの時点(*3)では、発売間もないことや、 長期間遊べるというゲームの性質から、3Zの中古価格および買取価格は軒並み高止まりである。 ちなみに、戦国BASARA3は発売直後から多くの店舗で中古が山積みにされており、 中古価格がかなり値崩れしていることを付記しておく。 ②そもそもネガキャンをしていいような立場ではない ゲーム業界のそれなりに立場のある人間が、 (仮にワゴンセールが真実だったとしても)他社のゲームを名指しで批判するのは如何なものか。 その上、名指ししたゲームは普段から参考にさせてもらっている(パクリ元である)という点であることも異常。 ※ 仮に事実であっても、競合他社の作品(しかもパクリ疑惑は確定している)への発言としては非常識の極である。 そもそも、ゲームソフトに対して「ワゴンセール」などと言って煽るのはゲハ、 もしくは2chやそこから派生したサイトや関係者だけであり、 小林氏の人間性や、普段どのような行いをしているかが垣間見えると言えるだろう。 所謂ゲハブログとBとの関係については度々指摘されているが、両者の関係に裏があることを示すともいえる。 ③普通に遊んでいる人に水を差している プレイ中の人に何故わざわざ「ワゴンセールだった」などと言うのか? その人は楽しんでいるかもしれないのに「そのゲームつまらないよ」と言っているようなもの。 根性がひん曲がっている、著しく常識を欠くと取られてもおかしくない発言だろう。 ※ なお、3Zの発売前後にかけて、B関係者によると見られる深刻なネガティブキャンペーンが、 歴ゲー板において発生していたことも付記しておく。 世の中変なやから多い( _ ) 上述のツイートの後で質問をした数名に対する返答。 質問の内容は基本的には発言に対する疑義の提示だが、「どこのお店ですか?」という質問をした人も多数いた。 上記の通り、2011年3月下旬時点では戦国無双3Zは中古、新品共にまだ高値であり、 ワゴンセール物を本当に求める人が出てきても何ら不自然ではない。 それなのにこのような発言をしたという事は、小林氏がどのような意図でこの発言をしたかがよく分かるだろう。 また、事実なら店名と店舗所在地を言えばよいはずである。迷惑がかかると思っているならボカして言えばよい。 なのにこのような答え方をしてはぐらかしているという事は、事実でないことの証左と考えてよいだろう。 かわいそう(ToT)/~~~ Twitterは疲れる。知り合いに事実をツイートしただけなのにアンチの人達は盛り上がる。 否定的な見方の人には全てが攻撃に感じるんだろうな。かわいそう(ToT)/~~~ 上述のツイートの後のツイート。これまた見事なブーメラン。 「ワゴンセール」発言自体の問題点は先の項目にあげられている通りだが、 この件に関してTwitter上で小林Pの発言を引用したり、直接メッセージを送った中には勿論、 BASARAシリーズのファンも含まれており、決してアンチだけが盛り上がっていたわけではない。(*4) 最初に配慮の欠けた発言をしたのは、他ならぬ小林P自身である為、 ここでアンチと言う単語がいきなり出てきた事が先ず不自然であるといえる。 騒いでいた中に本当にアンチが含まれていたか否かに関わらず、何故自分が責められているのかを理解せず、 被害者面をしてアンチの所為にした挙句、煽るような発言をするなど以ての外だろう。 そもそも、仮に小林Pが見たと言うワゴンセールが事実であったとしても、 TL上の発言から無双シリーズとBASARAシリーズの両方をプレイしていると思われる知り合いに対して、 わざわざ言うべき必要の無い不可解なメッセージを送った事に変わりは無い。 墓穴を掘りながらブーメランを投げつつ火に油を注ぐとは、常人にはとても真似の出来ない芸当である。 自身の作品や発言に対する責任感の欠如振りを満天下に晒し、ファン・アンチの双方は呆然。 繋がりがあると言われているゲハブログの管理人や読者をもドン引きさせた。 本当に祈ってる? かなりショックでした!お仕事は出来てないですが、本多知恵子さんがお亡くなりになられたと情報見て(ToT)/~~~ 御冥福をお祈り申し上げます。(2013.02.24) 声優の本多知恵子女史(*5)の訃報に対するツイート。 問題点は基本的に二つ。 1.「お仕事は出来てない~」 この内容では、まるで彼女が仕事の出来ない大根役者のように見える。 実際には、「お仕事をご一緒させていただく機会がなかった」ということであろうが、安定した日本語レベルの低さと言える。 2.顔文字の使用 社会人が顔文字を使うことは慎まれるべきであるというのはネチケットの代表的な物であろうし、 ましてや冠婚葬祭などの儀礼的な場で使うのは、新卒社会人でも大目玉を食らうような失態であろう。 これでも不惑・社の経営幹部である。 TGS妄言集 小林裕幸 ?@HiroKobaP 9月21日 龍が如く 維新!」のロゴ入った遊女達の写真も上げます! セガの横山さん佐藤さん有難う御座いました(^O^)/ 開く 横山昌義 ?@yokoyama_masa 13時間 @HiroKobaP 何回も?足をお運び頂きありがとうございました! 開く 小林裕幸 ?@HiroKobaP 12時間 @yokoyama_masa 横山さん!こちらこそ有難う御座いました(^O^)/ただのファンです! 開く 横山昌義 ?@yokoyama_masa 11時間 @HiroKobaP 知ってます! TGS開催期間中に行われた、『龍が如く 維新!』のプロデューサーである横山氏とのやり取り。 一目瞭然であるが、しぶしぶながらも大人の対応をする横山氏と相変わらずの無礼を発揮するバとの対照性が鮮やかである。 察するに、横山氏は相当腹に据えかねていたのではなかろうか。 なお、今回のやり取りの裏には、本年度(*6)のTGSではパクリの大本命である『戦国無双4』の出展が見送りになったという事情がある。 そのため、このような動きが出てきたのではないかと専らの評判である。 さらに補足すると、本年度のTGSでは『B4』がフューチャー賞を受賞したが、そのいい加減な選評から、 露骨な業界政治の影響を既に各所で指摘されている。 後日談 横山昌義 ?@yokoyama_masa 5時間 『龍が如く 維新!』横山プロデューサーが講師を務める“龍が如く基礎講座”1限目が公開 -- ファミ通.com http //www.famitsu.com/news/201311/19043413.html … @famitsuさんから 小林裕幸 ?@HiroKobaP 2時間 @yokoyama_masa 観ましたよ(^O^)/わかりやす解説でしたo(^_-)O 横山昌義 ?@yokoyama_masa 1時間 @HiroKobaP まさか小林さんがご覧になるとは^_^; 今野さん目的だとは思いますが、光栄です(笑) 小林裕幸 ‏@HiroKobaP 28分 @yokoyama_masa おはようございます!横山さんのプレゼント初めて観れて楽しかったです。 また清水さん出てるので観てました(^O^)/ 後日の、両者のTwitter上でのやり取り。 横山氏が言及している「今野さん」とは、グラビアアイドルの今野杏南のこと。 彼女は、『龍が如く 維新!』のキャンペーンガールであり、作中にも特別出演している。 勿論注目すべきは、やはり横山氏が彼女が狙われていると自覚したうえで発言をしていることであろう。 さらに驚くべきことに、この件について小林は何ら悪びれもしていないということである。 小林の女好きは度々指摘されてきたが、それが業界内でも公然の秘密の部類であることを示唆すると言える。 「癌細胞」と「健常細胞」 HiroKobaP Feb 27, 8 22pm via Twitter for iPhone いろんな事がおきますね。ヤツはやはりガンだな!皆で手術しないと(^0^)/ 他人の事をガン(=癌細胞)呼ばわりすること自体、基本的にはとてつもなく危険・非礼なものであり、 更には手術=排除すべきと言っているわけである。 そんな暴言をよりにもよってこの男が言った以上、「お前が言うな」という反応が惹起されるのは当然の流れであり、 事実小林アンチスレではその反応が頻発した。 一方、「皆で手術しないと~」という記述に注目してほしい。 この記述が正鵠を射ているのだとしたら、小林から見た癌細胞=一般人から見た健常細胞と言うべき人物は、 小林及びその関係者によって、社内(或いは関係各所)で孤立している可能性が高いということである。 カプコンが小林を野放しにしているこの現状は度々疑問視されてきたが、 この様な発言が公然として出ること自体、既にカプコン本社の従業員の主流は、 小林寄りの人物で占められているという可能性が高いと見るべきなのではないか。 本来ならば、小林こそが癌細胞として排除されて然るべき「人罪」である筈だが、 実際には小林はこのように社内の人物を正面からガン呼ばわりしており、それが咎められた形跡もない。 既に、カプコンは小林と言う癌が全身に転移し、癌細胞と健常細胞の優劣が逆転しているのではないか。 そうだとしたら、既にカプコンと言う会社の命は旦夕に迫っていると言うより他ないだろう。 補足 無論、筆者には癌患者に対してどうこうしたいという意図は絶無である。 患者の皆様、その縁者の皆様、(最悪の場合)遺族の皆様のお心に障ったのであればその非礼を心よりお詫びしたい。 新手の挑発? “@cinematoday [映画]美少女モデル中条あやみ、初主演作公開に大粒の涙! http //www.cinematoday.jp/page/N0066690 http //twitter.com/cinematoday/status/515755746143641600/photo/ … 映画「劇場版 零」観ました!中条あやみちゃん良かった!ホラーというより美少女映画でした(^O^)/ 上記の通り、『劇場版 零』の「感想」。 例の裁判でカプコンが訴訟を提起した作品の中に、原作ゲームに当たる『零』シリーズが含まれていることを考えれば、 内容以前に挑発と言うほかない。 勿論、その漁色家ぶりも何ら反省の色がない。 常習犯ならでは… 小林裕幸 @HiroKobaP @__yasumoto__ ステマだったり?! レイバンのTwitter乗っ取りについて、声優の安元氏の「公式が動かないのかな」という呟きに対しての反応。 まさしく、「お前が言うな」の一言である。 そもそも、この件でステマを疑う神経が分からない。 それとも、ステマやってる人間はこのような下種の勘繰りに至るのだろうか? なお、この呟きの安元氏の反応が「だとしたらセンスヤバい(笑)」であった。 乗っ取り自演のステマをしているとしたら、それをやるセンスがヤバいという意味なのだろうが、 ステマを疑う小林のセンスに対しても遠回しに冷笑しているように見えてならない。 疑問点と結論 さて、ここまでの小林氏の言動以上に疑問視されるべきなのは、カプコン公式の対応である。 Twitterは手軽に利用者とのコミュニケーションが行えるため、 各企業の広報部が公式アカウントを設けていることが多く、これはゲーム業界でも共通して言えることである。 しかし、その手軽さは必然的に油断を招くものでもあり、ブログの登場以来繰り返されてきた炎上沙汰は、 Twitter上においても例の如く頻発している。 加えて、機密漏洩の可能性(*7)などを考えると、 Twitter上での企業活動は実際にはかなりの高リスクを伴っていると言わざるを得ず、 また、その自覚が企業の側にも求められているといえる。 しかるに、カプコン公式が今まで小林氏の言動に対して、何らかの対応を行った形跡は殆ど見られない。 もし、何らかの対応を行っていたのであれば、このような事態は少なくなっていたであろうし、 それによって企業の側が受ける損害もまた漸減させることが出来た筈である。 それなのに、一向に改まる気配が見えないことを考えると、事は素行不良の一従業員の問題ではなくなってくる。 結論を述べよう。 小林氏の存在及び言動は、カプコンの社風の堕落を象徴する、氷山の一角に過ぎないのではないか。
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脚本:高橋ナツコ/絵コンテ:佐野隆史/演出:平林拓真/作画監督:野口寛明、徳田夢之介、小林利充、千葉道徳 全ての戦いの末に、たどり着いた一つの答え。 徳川家康と石田三成。 二人の宿命が、今、ここで交差する。 約束の地、関ヶ原で二人の人生が激突。 果たして、その戦いの先に二人が見るのは、絶望か……希望か……それとも……。 そして、伊達政宗と真田幸村、二人の好敵手もまた、避けることのできない戦いの運命に導かれてゆく……。 (アニメ公式サイトより引用) +←箇条書き先頭のこの部分をクリックすると詳細が表示されます。 もう一度クリックで閉じます。 ※このページでは検証目的で「戦国BASARA Judge End」(テレコム・アニメーションフィルム制作)の映像を一部引用しています。 サムネ表示なので、クリックすると大きめの画像へ飛びます。 ・以下アニメの疑問点を紹介 + 最終決戦 最終決戦 謎のドーム内での家康と三成の言葉の応酬は、原作両名ルートからの台詞の順序や意味合いを 変えての流用となっている。 原作では両名関ヶ原最終ステージにおいて冒頭台詞自体は同じであるが、そこから変化している。 アニメにおいてはこの分岐変化した後の台詞を両名ルートから抽出している台詞の流れ。 (原作台詞については本来のキャラクター徳川家康、石田三成項目参照) (アニメ内の台詞引用は下項目「ドーム内でのやりとり」参照) アニメ三成「貴様は昔からそういう奴だった」と言い、三成曰くの家康に対する“そういう奴”というのは 嘘偽りをもって兵へ労りの言葉をかける事であるが、原作においては「己の野望を「夢」という言葉で飾り立て」た 事としている為、大幅に意味合いは変わってくる。 そもそもアニメのこのシーンにて 三成「心にも無い事でもか。私はそのような嘘の言葉に喜びは見出だせない」 家康「お前は凄いな。常に真っ直ぐに真実を見る」 といったやりとりが有るが、否定をせず“真実を見る”という台詞の流れ。 これでは家康が実際に心にも無い事を認めているようにも受け取れる。 幾度も指摘されている事だが、家康にとって忠勝や三河武士との絆は強く、過去ナンバリングでもそのやりとりが 色濃く演出されているストーリーも有る。 それは3においても同様だが、アニメはその限りでは無いようである。 そして原作の「己の野望を「夢」という言葉で飾り立て」の台詞は 三成「黙れ!それは貴様の虚妄だ。貴様はただ天下を望んだだけだ。己の欲だけの為に。貴様は秀吉様の天下を 簒奪したに過ぎぬ薄汚い盗人だ!己の欲望を「夢」という言葉で飾り立て秀吉様の天下を穢したのだ」 という台詞に組み込まれている。正に家康に対する罵詈雑言である。 更に第十一話において家康自身「天下を欺く大罪人だ」と言い絆は「力を覆い隠す」ものとしている為に、原作の台詞を 引っ張って押し込んでも空々しく思えてしまう演出となっている。 (第十一話「「これからワシは、天下を欺く大罪人だ」項目参照) なお、両名ルートの台詞を引き抜いて組み込んでいる為、非常に冗長なやり取りとなっている。 更に、このシーンの原作両名ルートでは、家康、三成はそれぞれの相手ルートで討死しているが、アニメでは気絶しているだけである。 + ドーム内でのやりとり ドーム内でのやりとり 第十二話、謎のドーム内での家康と三成の会話を原作との比較用の為に抜粋 家「三成」 三「家康」 家「三成、お前がワシを憎むのは仕方ない。ワシはそれだけの事をしたのだからな」 三「黙れ!貴様は、貴様を認めて下さった秀吉様を、半兵衛様を、裏切ったのだ。その罪は万死に値する」 家「謝りはしない。答えはワシが作る未来で示す」 三「家康貴様…どこまで私を愚弄すれば気が済むのだ!」 家「来い!三成!」 三「家康貴様を殺す!」 三「家康ー!」 家「三成ー!」 三「秀吉様に頭を垂れろ!赦しを望んで希え!そして首を跳ねられろ! 家「ワシにそのつもりは無い!」 三「貴様は昔からそういう奴だった」 家「見回りご苦労。お前たちが守ってくれる事で秀吉殿も安心して休める。頼りにしているぞ」 雑「は、はいっ」 三「家康っ、なぜ貴様はそう心にも無い事を平気で言う。 家「心にも無いとは心外だな」 三「だが嘘を吐いた」 家「三成、そう言うな。お前もたまには労いの言葉をかけたらどうだ」 三「心にも無い事でもか。私はそのような嘘の言葉に喜びは見出だせない」 家「お前は凄いな。常に真っ直ぐに真実を見る」 三「何を言っている」 家「三成、ワシはお前の目が好きだ。その真っ直ぐな目のおかげでお前の前ではワシは正直に生きられる」 三「どんな強固な軍を築いても、どんな綺麗事を嘯いても、私はこの目で見ている。家康、貴様の罪を」 家「三成」 三「家康答えろ何故だ!なぜ秀吉様を裏切った!なぜ秀吉様を殺めたのだ!」 家「三成、お前にだって分かっていただろう。あのままでは戦いは未来永劫終わらぬと。この世は、これ以上争いの 階段を登らせてはいけないんだ!」 三「黙れ!それは貴様の虚妄だ。貴様はただ天下を望んだだけだ。己の欲だけの為に。貴様は秀吉様の天下を 簒奪したに過ぎぬ薄汚い盗人だ!己の欲望を夢という言葉で飾り立て秀吉様の天下を穢したのだ」 家「それがワシの罪というなら受け入れよう。だが、この国に必要なのは力では無く絆だとワシは気付いたのだ」 三「それも嘘だ!貴様が気付いたのは自らの求める天下が醜悪で独り善がりな欲望だという事だ!だからこそ、 貴様は絆絆と卑しい心根を嘘で塗り固めたのだ!認めろ!貴様が口にする絆に真等無いと!」 家「認めない。お前も感じていたはずだ。ワシとお前の間の真の絆を」 三「やめろー!絆絆絆絆ー!絆絆絆絆絆絆絆絆絆ー!絆……っ!」 「認めぬ…。私は断じて許可しない。そのような偽り言が赦されてたまるか」 家「三成…」 三「貴様はそれで満足だろうな…。だが私は貴様に最も大切な絆を奪われた。私はどうやって生きたら良い。どうしたら良かったんだ!」 家「ワシと共に進む道は無かったのか。 三「言うな…言うな!それ以上言葉にするな!貴様は私に絆を与え一方で私と秀吉様との絆を奪う! 何なんだ…貴様のその傲慢で欺瞞に満ちた心は!」 「答えろ家康。この矛盾の行方を!」 家「何と言われようともワシは決して絆を捨てない!この国の未来を、優しき絆で造ってみせる!」 三「屈するものか、貴様にだけは。死にゆくその寸前まで。私は貴様を許さない!」 家「分かっては…もらえんのだな」 三「死色の翅翼よ…絆を抉れ!」 家「未来への架け橋となれ、ワシの拳よ!」 三「消滅しろ家康ー!徳川家康ー!」 家「お別れだ三成!石田三成ー!」 + 謎のドームから飛散する謎の物体 謎のドームから飛散する謎の物体 前回忠勝と刑部の数珠によって造り出された謎のドーム状の物体が、家康と三成が交戦を始めたと同時に 妙な物体を噴き出させる。交戦の衝撃によってドームを形成している物体が吹き飛ばされている演出ともとれるが そもそもドーム自体が謎の演出であり、このような演出も意図が分からず首を捻るしかない。 最終的には分散して霧散する。この事についてはアニメ内で全く触れられていない。 なお外から中は見えるようだが、中から外は見えないようだ。 なおこの謎のドームの噴出描写の際には東西各軍の足軽も描かれているが、場面によっては東西四軍(徳川伊達石田真田軍)が 描かれているものの、カットによっては徳川伊達軍のみになり、次のカットでは各軍入り乱れるという謎の演出がされる。 更に第九話でかけられていた橋が爆破や破壊される描写も無く唐突に消え去っている。 + 「ワシと共に進む道は無かったのか」 「ワシと共に進む道は無かったのか」 三成と対峙している際の家康の台詞だが、これは4においての三成の台詞からの流用だと思われる。 4の三成ルートにおいて「私と共に在るならば、それも叶うと考えなかったか」と三成が家康へ言っている。 + 決め台詞 決め台詞 三成と家康が交戦し、最後の一撃となった時に発せられる台詞 三成「死色の翅翼よ…絆を抉れ!」 家康「未来への架け橋となれ、ワシの拳よ!」 上記台詞は原作にてバサラ技を発動する際に発せられる台詞が元となっていると思われる。 だがその後の戦闘描写において、原作においてのバサラ技のような演出は微塵も感じられない。 なお、原作では 三成「死色の翅翼よ、私を抉れ!」 家康「架け橋となれ、ワシの拳よ!」 となっている。 + 石と手甲 石と手甲 家康と三成の最後の攻撃にて、家康は三成の刀によって腕と首を斬られ、そして三成は腹に一発拳を受ける。 その直後の描写で鎧が盛大に砕けたかのように鎧の破片と思わしきものが大量に宙を舞うが、実際の三成の鎧は ヒビが入っている程度である。そして家康は前半手甲の部分が三成によって斬り壊されているが、それにしても 素肌では無い部分を刀が滑り血が噴出しているのには、演出の違和感を激しく感じる。 作画でも該当部分の描写では刀から血が噴き出しているようであり、家康には傷が見当たらない。 原作では手甲と共に左腕は鎖帷子によって固められている。 アニメでは単色塗りの為、その部分が何で覆われているかは不明である。 本アニメにおいて至る所に東西軍の対比のような演出が見られるが、余りにも無理が有る演出、おかしな演出、 矛盾した演出、その他等により、比較し対比する必要が有るのか疑問は増すばかりである。 + 棒立ちの足軽と突然撤退する東西両軍 棒立ちの足軽と突然撤退する東西両軍 謎のドーム内において行われる交戦を東西両軍の足軽達が敵味方入り乱れた状態で呆けて見ている。 まるでドーム内が見世物のような演出に思え、なおかつどちらの将も討ち取られた訳でも無く気絶という状態で 同盟先の将の意向は仰がずに突然騎馬兵が撤退の命を出すという展開に首を捻るしかない。 これでは戦では無くただの喧嘩である。 そして倒れた家康と三成に駆け寄ったのは、近くに居た両軍の兵では無く遠くに居た政宗と幸村である。 + 天下を二分する関ヶ原の戦い 天下を二分する関ヶ原の戦い 終始私怨に満ちた天下無視の私闘でしかない戦いであったと言える。 + 更に成長する謎の草 更に成長する謎の草 第十話でも指摘されている謎の草だが、Aパート終了時には、草から木へと変貌している。 そしてCパートにおいては、何百年経ったのかといった程に成長し、一本の木から森へと進化している。 謎のドーム同様アニメ内において誰一人として触れていない為、ただひたすらに謎の演出となっている。 ○第十話 ○第十二話 + まつと利家 まつと利家 前田軍を率いた利家とまつの再会シーンにおいて、原作の利家ならばまつが駆け寄る前に自身も駆け寄って 喜びそうなものでは有るが、アニメでは手を振ってまつが駆け寄ってくるのを待つのみである。 + 孫市と慶次 孫市と慶次 孫市が慶次に契約金の支払いを求めるやりとりが有るが、第三話において慶次と契約するシーンにて 孫市「それは我らと契約したいと言う事か」 慶次「契約?まあそう言う事かも。あー、でも俺金ねぇけど。まあ利なら加賀の国持ってるし」 孫市「ふっ。加賀の国と引き換えに人探し。国一つが我らの評価か。ふっ、あはははは。面白い」 (銃声三発) 孫市「我ら、誇り高き雑賀衆。ただいまより加賀前田国との契約を執行する。響け、我らの炎の音を打ち鳴らせ」 というように、金では無く明確に加賀一国を対価にまつ探しの契約をしている。 いつから国から金になったのかは不明である。 なお、このやり取りにおいて原作では 「一生、雑賀衆で働くことだ。三食付き、ただし昼寝は無い」 となっているが、アニメでは 「払えないのなら、体で払って貰うぞ。これから一生貴様には雑賀衆として働いてもらう。 整理、洗濯、家事、掃除、それから庭掃に飯炊き」 となっており、その際に慶次が頬を染める演出がされる。が、最終的には逃げ出す慶次。 原作では喜び勇んで孫市とその契約を結んでいる。 第十話でもそうであったが、孫市のキャラクター性を無視する形の直接的なラブコメじみた演出を する必要性がどこに有るのか謎である。 そして家事=掃除洗濯食事等、家庭生活に欠かせない仕事であり一連のアニメ台詞において、わざわざ 「家事」と付け加えなくとも良いはずだ。 更に原作では慶次は契約をしているつもりは無く、その結果の「俺はてっきり」という含みの有る台詞だが アニメにおいては慶次は孫市ときっちりと契約をしている。にも関わらず「俺はてっきり」という言葉が捩じ込まれており、 訳の分からない台詞となってしまっている。 結果的に雑賀衆はタダ働きをした事になる。 そして原作においては最上義明がまつを誘拐し、官兵衛の鍵においても最上がある種のキーマンになっているが、 本アニメには登場していない。その結果最上抜きで帳尻を合わせようとしている演出が各所に見られたが、全てにおいて 帳尻合わせが失敗していると言えるのではないだろうか。 + 蔵に格納される忠勝 蔵に格納される忠勝 その姿から一見時代にそぐわないロボットのように見える忠勝だが、忠勝は人であり武将である。 だが戦が終わった後に忠勝は蔵か倉庫の様な荷物が溢れる場所に、まるで格納されるかの如く座っている。 第十一話においてまるで事切れたかの様な演出がされた事で、忠勝自身相当なダメージを負っていると言える。 だが手当てをするで無く無機質なロボットの如くな扱いの格納。この扱いは余りにも粗雑なのではないだろうか。 過去からのナンバリングにおいて家康と忠勝の絆は強く、このような扱いを家康がするとは思えない。 + 二度流れるスタッフロール 二度流れるスタッフロール Bパート中盤にて突然流れだすスタッフロール。アニメにおいてCパートに時間を割く為にそのような演出は まま有ることだが、第十二話においてはこのBパート中盤、そしてCパート終了後にもう一度スタッフロールが流れる。 一度目は第十二話におけるスタッフ、二度目は1話から12話まで声優含め関わったスタッフの名が連なっている。 一体全体何の必要性が有ってこのような事をするのかは謎である。 + 酒井忠次というキャラクター 酒井忠次というキャラクター アニメ公式サイトには 「徳川家の重臣であり、家康を補佐している。幼少の頃より徳川家に使え(中略)自分よりも忠勝が評価されている事には 言葉にはしないものの不満を持っている。信条は「信じる」である。」 となっている。そんなキャラクターのはずだが、関ヶ原において指揮を放棄し戦の最中に宗麟へ愚痴を零すという演出がされる。 (詳しくは第九話「戦の最中に人生相談とレボリューション 」項目参照) そして隊を放棄し宗麟と共に戦線離脱。そして第十二話ではザビーランドオープンに向けて、ダンサーとして宗麟の元へ 身を寄せているという設定になっている(宗麟からレボリューションと呼ばれている為、入信した可能性が高い) 徳川の重臣であるはずの忠次が何の迷いも見せずに離反した事、そして葵の旗を売り払う兵(第七話)といい、徳川軍に関する 演出は原作とは全くかけ離れた設定となってしまっていると言える。 そして何より設定を全く活かしきれておらず、酒井忠次である必要性が有ったのか疑問である。 なお4にて「大友ザビーランド開園」というステージが有り、ジャンボザビーくん(ザビーの着ぐるみ)も宗茂の特別衣装として 4で実装されている。 + 空中浮遊する官兵衛 空中浮遊する官兵衛 烏が鍵を持って飛び去ったのを、島津の砲弾を拝借し人間砲弾として空へ飛び立った官兵衛だが (詳しくは第十話「黒田官兵衛の鍵 」項目参照)別の烏と思われる群れに鉄球を掴まれさらわれるという 状況らしい演出がされる。 官兵衛いわく「頼む!ここから降ろしてくれ!」と烏へ懇願しているが、どう見ても烏は鉄球を 持っていない。それ以前に烏があの巨大な鉄球を持つ事は物理的に不可能である。にも関わらず、鉄球を 天辺に官兵衛は烏の群れと一緒に空を飛んでいるという演出には違和感よりも呆れるしかない。 + 作画の使い回し 作画の使い回し 謙信から文を届けるよう言われ薔薇が咲き乱れる演出がされるのだが、このかすがの表情アップからの一連の カットは第四話におけるカットと同一であり使い回しと言える(左手、口元は変更されているが、他は同一) カットの使い回しが悪い訳では無いが、最終回において謙信とかすがのシンボル的な行動を丸々使いまわすのは いかがなものだろうか。 ○第十二話 ○第四話 + 毛利元就 毛利元就 第十一話において元親の暁丸の火炎によって生死不明となっていた元就だったが、Bパート終盤にてその姿を見せた。 左目以外は包帯で巻かれ、大火傷をしていると思われる描写。だが元就の怪我をそう描写する必要性が有ったのか甚だ疑問である。 原作においてその様な演出は勿論無い。 そして目が覚めた瞬間のカットのようだが、眠っていたであろう事に加え大火傷をしている状態で兜を被ったままという事にも 違和感を覚える演出となっている。 + 四国壊滅 四国壊滅 第十二話においても四国壊滅に関する詳しい説明は無く、全てが毛利の策略とされたままとなった。 第二話において元就と刑部の密談シーン台詞以下引用 元就「遅かったな」 刑部「すまぬな、東へ西へと我も多忙でな」 元就「混乱に乗じ上手く身を立てたものだな」 刑部「何の事やら分からぬな、同朋よ」 元就「豊臣が没し、竹中が散り、最も利を得たのは貴様であろう」 「まあ良い。定めるべきはこの先、いかにして動くかの指針だ」 刑部「ヒッヒ…今後は徳川の非道を喧伝し、義は我らに有る事を報せれば縋り付こうとする者も多く現れよう」 元就「徳川の非道か…よく言う」 刑部「徳川が長曾我部を取り込もうとするのは分かりきっていた」 元就「人は真実を信じるに非ず。目の前の現実から都合良き事を真実とするものだ」 「大谷…長曾我部、石田、徳川、貴様達の思惑に興味は無い。天下等欲しがる奴にくれてやろう。 我の目的はただ一つ、毛利家の安泰よ。全ては我が盤上の下に」 引用終了。 以上から、毛利が四国壊滅に関わっていたという決定的な言葉は無い。むしろこの会話では刑部が主に四国壊滅に 関わっていると考えた方が自然な会話の流れである。 第十一話においても元親が元就へと四国壊滅について詰るが、毛利は無言であり四国壊滅について何も返答していない。 そして刑部に関しては第七話において三成が問い質し返答は無かったものの、四国壊滅に刑部が関わっている(知っている) という演出がされている。 だがアニメ内では第二次関ヶ原時に素知らぬ顔で刑部が西軍に居り、元親も西軍に居る。 刑部の“徳川の非道を喧伝”する策が進行中であり元親が全く気付いていない可能性も有るが、だとしても 最終回において刑部と元親が同軍に居るのは余りにもおかしく、あまりにもふざけた演出であると言える。 (詳しくは以下「西軍に復帰する元親」項目参照) 更には第七話において徳川軍の兵が元就へ旗を売ったと発言しているが(詳しくは第七話「旗を売り払う徳川兵と毛利元就」参照) そもそもにして名が知られる様な愚策を毛利が取るとは考えられない。ましてや足軽兵相手に。 それに関しても触れられず最終回を迎えている。 既に幾度も指摘されている事だが、アニメのストーリーのほとんどが矛盾し整合性が無く、原作とはかけ離れた状態で 目も当てられない惨状と言える。そしてキャラクターに関しても原作から乖離し別人となっている。 + 市を引き取る前田家 市を引き取る前田家 白百合を摘む市の後ろで市を見守る様に寄り添う利家とまつ。 この演出から前田家が市を引き取ったように思われるが、そもそもアニメ内において織田界隈の設定は ほぼ空洞状態であり、前田家と市の関係の描写も全く無い。にも関わらずこのような演出がなされる事に 違和感を強く覚える。 そして原作では市は前田夫婦に良い感情を持っているとは言えず、それに関しても違和感は強い。 + 生きていた光秀 生きていた光秀 第十話にて腹を貫かれて事切れたと思われた光秀(天海)が全身は映らなかったが 足元(袴)と手元のみ映しての帰還という演出(金吾が泣いて喜んでいる為天海で間違いないと思われる) だが、腹を貫かれたはずである。そして金吾は天海に言われるままに戦場から逃走しており、他に天海を 助けるような人物は居ない。BASARAといえどご都合主義にも程があるとしか言い様がない。 + 西軍に復帰する元親 西軍に復帰する元親 Cパートにおいて何故か元親は西軍へと戻っている。 アニメ内では正式に徳川と同盟を組み東軍に参加するという決定的な描写は無かったが、大坂城まで赴き三成へ 西軍を抜けると啖呵を切っている。そしてその際に「先に裏切ったのはあんたらだ」と言い、三成は次に戦場で会った時は 斬ると言っている。 更にはアニメ公式サイトのキャラクター紹介において元親は東軍カテゴリに振り分けられている。 にも関わらず、笑顔で西軍に復帰している元親。 だが西軍において上記「四国壊滅」でも触れたが、刑部が徳川の非道を広める為に暗躍し、四国壊滅にも関わっている節が有る。 ストーリーとして刑部が引き続き家康を貶める為に、自身を潔白とし元親を引き戻したという可能性も無きにしも非ずだが、 だとしても四国壊滅の件と同様に明らかに演出不足であると言える。 又は元親自身アニメ内で刑部が四国壊滅に関わっているとは微塵も思っていない様子の為、全ての責任は元就に有り 元就が西軍から抜けた事で全てをチャラにしたという可能性も有る(第二次関ヶ原に元就の姿は無い) だが上記の通り三成は元親のそういった行動に怒っていたはずであるが、元親に対し笑顔を見せるシーンも有る。 ここでもまた脚本の矛盾や整合性の無さが表れていると言える。 更に加えると、駿府城へ突然押しかけ家康に“旗が有ったから”という理由だけで問い質し謝りもせず、徳川兵に毛利に売ったと 言われた事で再び短絡的に決めつけ、第一次関ヶ原では東軍ポジション(アニメ公式サイトより)だったにも関わらずの 第二次関ヶ原では西軍に参加。 このように、こうもコロコロと東西に移動していては、全く信頼出来ないキャラクターとなってしまうのではないだろうか。 喧嘩ならまだしも、これは戦である。 + 真田西軍、伊達東軍、そして川中島軍による第二次関ヶ原 真田西軍、伊達東軍、そして川中島軍による第二次関ヶ原 第一次関ヶ原から新たに第二次と銘打たれて東西両軍が揃うのだが、開幕唐突に森の中で蒼紅の手合わせのような戦いから始まる。 (森に関しては同ページ「更に成長する謎の草」項目参照) そして第一次では大将だった家康、三成、両名共大将から身を引いて政宗、幸村が東西大将になっている。 が、何故そのような状況になったのか説明も何も無く呆気にとられるしかない。 まるで三成の遺恨を晴らす戦いは(両名気絶しただけだが)決着がついた為、次は蒼紅がどうぞ、といったようにも見える。 これでは三成の秀吉に対する狂気じみた信奉や、家康に対する憎悪怨恨が必要以上に薄れてしまっていると言える。 そして東西両軍とは別に現れる“川中島軍”である武田信玄と上杉謙信。原作には勿論そのような演出は無い。 そもそもにして信玄は病に倒れていたはずである。原作では幸村ルートにおいて「病など吹き飛ばしたわ!」と、とんでもない 復活方法を成し遂げ、小太郎ルートでは氏政から幸村へ薬が託されている。だがアニメでは一切描写は無い。 それ以前にこれは戦であり、討ちつ討たれつの命の取り合いでも有るのだが、幾ら幸村が大将になったからといって自軍の兵を 討つのだろうか。 謙信は「甲斐の虎とわたくしも、この戦に勝利し、その長をきめる戦を川中島でおこなうため、同盟を組みました」と言っているが この戦にて川中島軍が勝利してしまった場合、勿論西軍である武田軍も壊滅状態になり川中島での戦所では無いのではないだろうか。 幾ら何でも余りに無理矢理過ぎる演出だと言える。 これでは小さな抗争や運動会のようである。 + 「私を滾らせる約束を速やかに実行しろ」 「私を滾らせる約束を速やかに実行しろ」 西軍大将から身を引いた三成の台詞であるが、強い違和感を感じる台詞となっている。 原作では幸村が目立って「漲る(みなぎる)」という単語を使うが(ゲージ満タン時等)三成は原作において「漲る」等と 言葉を使っていない上に、そもそもそのようなキャラクターでは無い。 なお、このシーンまでにおいて三成が幸村と「漲らせる約束」をするという描写も無く、元親へ笑みを向け、まるで幸村の命を待つ様な状況等 一体三成に何が起こったのか首を撚るばかりである。 + 殴られる佐助 殴られる佐助 原作において幸村が佐助を殴るといった演出は無かった筈であるが、アニメにおいては川中島軍の出現に際しどうするか佐助が幸村へ 問いかけた瞬間、幸村は佐助を殴っている事に非常に強い違和感を覚える。 (原作の外伝(幸村ストーリー)では佐助が天狐仮面になり敵として現れ、その際に幸村は佐助(天狐仮面)を扉へ殴り飛ばす等という 演出がされているが、幸村自身天狐仮面の正体を佐助と気付いておらず修行の一環として行われた事である) そして原作にて「武田名物」と呼ばれる信玄と幸村の殴り合いでさえ、本アニメでは違和感を強く感じるやり取りとなっている。 元来この殴り合いは、決して暴力的なものでは無いはずである。 だが本アニメにおいて、特に佐助には単なる暴力としか受け取れない演出となってしまっている。 + 「伊達酔狂だ」 「伊達酔狂だ」 第二次関ヶ原にて小十郎が「だがこれで一層、伊達酔狂だ」と発しているが、伊達酔狂という言葉は無いはずである。 「伊達や酔狂ではない」という言葉になると「遊びや生半可な気持ちでは無いという決意の現れの言葉」との事だが、 小十郎は「伊達酔狂“だ”」と言っている。という事は、上記の反対「遊びや生半可な気持ちである」となってしまう。 正式にはどのような意味が当てはまるのかは謎である。 本アニメ全体に言える事だが、各キャラクターの言葉遣い崩壊から始まり、このような意味の通らない言葉といい 首を捻る演出が数多く見受けられた。 + 放られたままの設定 放られたままの設定 本アニメ一話から十二話において、投げっぱなし又は放置とされる設定は山積している。 武田信玄の病の行方 四国壊滅の真相(首謀者、実行者等が実質的に不明の状態) 上記に関わっていたであろう大谷の処遇 毛利元就の過去ナンバリングにおいての設定(宗麟の「サンデー」発言より) 酒井忠次の設定 長政の行方 織田界隈の設定 市の暴走の真相に加え、六魔の存在 本アニメ中の利家の行方 家康の闇(自身を大罪人と言い放った事の可能性有り) 長曾我部元親の西軍復帰理由 毛利元就の西軍離脱理由(経過時間が不明の為、怪我の所為なのか分からず) 徳川と同盟を結んだ後の北条氏政の行方 担保にされた加賀の国 官兵衛の鍵の所在移動(烏が鍵を持つまでの過程) 謎のドーム 謎の草(木) 例を挙げればきりが無いが、全話を通じて演出不足や脚本の矛盾や整合性の無さは明らかである。 なお小林プロデューサーがインタビューにて 「『戦国BASARA』を知っているけどよくわからないというかたが、アニメを通して『戦国BASARA』を知っていた だけたらなと思っています。」(「戦国BASARA Judge End」メディア向け記者会見より引用) と答えているが、上記に加え至る所で過去ナンバリングや3以降の設定を知らなければ全く意味が分からない演出が有り、 良く分からないという視聴者にとっては、更に良く分からなくなるストーリーだったのではないだろうか。 BASARAを知っている視聴者にとっては、原作の改悪や原作には無い最悪な形での設定追加、中途半端な場面抜き出しに困惑し、怒りを 覚えるストーリーであったと言っても過言では無いだろう。 + JudgeEnd JudgeEnd アニメ内において決着も審判も何ら下されていない。 上へ 一つ前のページにもどる
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Seasar2 入門編:第1回 Seasar Conference 2007 Spring » Session
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天衣無縫~てんいむほう~ 幼名(?)姫若子 ※読み方分からないので鵜呑みにしないでくださいお願いします。 史実では、 長宗我部元親 長曽我部元親 と記されているが、戦国BASARAでは敢えて【長曾我部】になっています。 なぜそうしたのかはわかりません。 色々 出身 高知県 岡豊城 子供の頃は、色白でおとなしく、性格がちょっとアレだったので、姫若子。 22歳の初陣から鬼若子と呼ばれるように。 現在、元親さんの御墓(in高知県)は荒れ放題で崩壊の危機にあるそうです。 誰かボランティアで助けに行ってあげてください。 …アニキファンならなおさら行ってあげてください。
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英雄(ヒーロー)の条件 ◆Wv2FAxNIf. 「〈竜殺し〉ではない」と宣告されて、その男は「その通りだ」と応えた。 強大な力を受け継ぐ器などあるはずがない。 次の時代を担うどころか、今の時代に無理矢理しがみついているだけの身だ。 こんなところに招かれる謂われすらない。 それでもできることがあるとするなら―― ▽ 更紗は深く息をついた。 突然の出来事の連続で、冷静になる時間が必要だった。 剣を振り続けていた手も、まだ疲労と緊張で震えている。 愛馬の夜刀も落ち着かない様子で部屋の中を何度も見回していた。 更紗は数刻前に焼けたばかりの、石造りの建物の一室に身を潜めていた。 地上三階にある部屋であり、街中に蔓延る死体の群れの目は誤魔化せているようだ。 火こそ消し止められたものの焦げついた臭いは未だ強く、更紗が腰掛けている椅子にも炎が這った痕が残されている。 「タタラと言ったか。 これからどうする?」 赤い着物の男――アーロンと名乗った彼が、窓の外の様子を窺いながら問うてくる。 状況を打開できたのは彼のお陰だった。 何人斬っても次が湧いてくる、切り開いた道はその端から塞がれていく絶望的な事態の中で、彼はその剣をもって竜巻をつくりだした。 比喩ではなく竜巻そのものを――人の身で災害を起こしてみせたのだ。 その風は死体の群れは勿論、彼らが周囲の建物に放った火すらも消し飛ばす。 余りの光景に、更紗は腰を抜かしかけた。 だがそこで建物の中に逃げ込むという判断をしたのは更紗だった。 群れを観察した限り彼らは道を進軍し、生きた人を襲い、家屋に火を放っている。 同士討ちこそしないものの、決められた動作をしているだけに見えて知性は感じられない。 これらから「既に焼かれた建物の中は安全なのではないか」と考えたのだ。 少なくとも逃げ込む姿を見られなければ捜しにくることもないと推測し、アーロンが敵を一掃したタイミングを狙ってこの建物に転がり込んだ。 彼らについての推論がどこまで合っていたのかはともかく、結果としてこうして一息つけたのだった。 「俺についてきたければ勝手にしろ。 これ以上休んでいる暇はない。 お前がいつまでもそうしていたいなら、それもいいだろう」 沈黙していた更紗に、アーロンが重ねて言う。 突き放した言い方をするアーロンに、更紗はもう一度呼吸を整えた。 彼の人を試すような言動は、今に始まったことではなかった。 それは決して悪意によるものではないのだろうと、更紗は解釈している。 出会って間もない相手ではあるが、梟・新橋の求めに応じて助けにきてくれた彼のことを、今は信じていたかった。 「……私にもあなたにも、捜している相手がいる。 お互い、急いでいる。 でも少しだけ時間を下さい」 忌ブキと決裂してしまった時のことを思い返す。 どうすればよかったのかと改めて考えても、忌ブキも更紗自身も主張を譲りようがなく、避けられない結果だった。 だがそれで終わりにしていいとも思えないのだ。 ――何故私は〈竜殺し〉なのだろう。 アーロンと話している今も、更紗は疑念を抱き続けていた。 力ではアーロンの足下にも及ばない。 一人ではこの地で生き残ることもできない。 だからこそ、こんな自分が選ばれてしまった意味を考える。 忌ブキがそうであったように、〈赤の竜〉の力を切実に求める者がいる。 それでも戦いを止めたければどうすればいいのか――自分にしかできないことを、自分だからできることを考える。 考えて、それを口にした。 「私はあなたのことが知りたい。 それに私のことも、知って欲しいんです」 話し合うことを諦めたくなかった。 その為には遠回りだとしても、悠長に思えても、自分と同じく巻き込まれた者たちのことを知りたかった。 人は一度会っただけでは分からないと、更紗はこれまでの旅でよく分かっていたからだ。 ただし、これではアーロンにとってのメリットがない。 交渉を成立させる為のもう一押しを、更紗は模索する。 だがアーロンは外を一瞥してからその場を離れ、更紗の正面の椅子に腰を下ろしたのだった。 「いいだろう、付き合ってやる」 アーロンの黒眼鏡の奥の表情は窺いにくい。 バイザーで顔の下半分をが隠れていることもあり、感情が読み取れなかった。 「確かに偽名を使う小娘が後ろにいては、俺も気が散るからな」 「……!!」 自分の頬がカッと紅潮したのが分かる。 まだ更紗という名を使っていない、タタラとして振る舞った初対面の相手に看破されるのは初めてだった。 運命の少年などではなく――少女であると。 「気付いて、いたんですか」 「今までそれで通用していたのか? 随分、不注意な連中に囲まれていたと見える」 仲間について悪く言われ、更紗はわずかに眉を顰めた。 しかし見抜かれてしまったことは事実で、更紗は観念して額に当てていた布を解く。 髪を下ろし、張り詰めさせていた神経を少しだけ緩めた。 そして頭を下げ、改めてアーロンに求める。 「更紗……です。 話を、させてください」 ▽ 歳は、ユウナたちと同じか少し下ぐらいだろうか。 初めに助けた時は、非力な小娘程度にしか思わなかった。 世界を左右するような話に何故巻き込まれたのかと、疑問すら覚えた。 その彼女の言い分に従う気になったのは、彼女の眼を見てしまったが故だった。 多くの人間を突き動かすだけの熱を宿した眼。 自分にも――ブラスカにもジェクトにもなかったものだ。 それは『英雄』と呼ばれるものなのだろう。 その後で彼女の話を聞かされても、作り話とは思わなかった。 運命の子どもという予言、日本の現状、そして「誰も殺されない国」という理想を、更紗は語る。 その理想を耳にして、アーロンの肩は僅かに揺れた。 「……なるほどな」 「笑いますか?」 「いいや。 ただ、似たようなことを言う連中を知っているだけだ」 『シン』を倒して、でも誰も死なせない。 そんな青臭い理想を掲げた者たちと更紗を、重ねずにいる方が難しいだろう。 そして重ねたからこそ思うのだ。 自分とは違う。 彼らは次の時代を担う―― 「〈竜殺し〉、か」 「……〈赤の竜〉にそう言われました。 でもあたしにはまだ何も分からなくて……。 アーロンさんの方がずっとずっと、強いのに」 「そんなものは関係ない」 〈赤の竜〉や〈喰らい姫〉は明確な意志をもって二十人を選定したのだろう。 国や世界を変えようとする者、それに連なる者。 或いは時代に選ばれた者。 その基準であれば、力の強弱など些末な問題に過ぎない。 だが更紗は悔しげに唇を噛んでいた。 「あたしが本当に、選ばれるような人だったら。 本当に力があったら、この街の人たちは……」 青い理想を持つだけあって、割り切れないものが多すぎる。 アーロンは更紗について心中でそう評してから口を開く。 「下の連中のことなら諦めろ。元より人の形をしていただけだ。 死体になって動き回っているものにも、意志も感情もありはしない」 「……何か知ってるんですか?」 「俺が知っているものと似ているだけだ。 本質はまるで違う」 街についても、死体の群れについても同じことが言える。 似たようなものを知っている。 眠らない街、ザナルカンド。 アーロンの友とその息子が生まれ育った街であり、アーロン自身が十年間過ごした街であり――『夢』のような街。 それは〈喰らい姫〉がこの東京を『夢』と呼んだことと、無関係ではないのだろう。 そして動く死体。 それはアーロンにとってごく身近なものである。 「他人事ではない」と、言ってもいいほどに。 「……いいだろう。 お前には教えておいた方がよさそうだ」 とはいえアーロンが知る全てを教えるつもりはなかった。 ただスピラについて語る。 『シン』が街を襲い、人が死ぬ。 死んだ者たちが無念のあまり魔物となり、人を襲う。 人が、死に続ける。 人の死が連なり『シン』だけが永遠に残る。 アーロンは死の螺旋に囚われた世界と、それを変えようとする者たちのことを伝えたのだった。 ▽ 更紗は悲しみに打ちひしがれていた。 今のスピラには戦争はないという。 だがそれは『シン』という脅威がいるからであって、戦争などなくても人は死ぬのだ。 日本の外、別の世界ですら人の死が満ちていて、更紗はただ悲しかった。 泣きそうになるのを堪え、更紗は思考を切り替える。 アーロンの話を咀嚼しながら遡り、話のきっかけとなった部分へと戻っていく。 「さっきあなたが言っていたのは、その死人(しびと)のことですよね」 人が無念のうちに死ぬと魔物になり、その中には死人と呼ばれる存在になる者もいるという。 それは確かに、外で蠢いている死体の群れと結びつけたくなるものだった。 もしかしたら名簿にある「四道」は同姓同名ではなく本人なのではないかと、そうした考えも浮かび上がる。 だがここで気にかかるのは、アーロンが「本質は違う」と説明していたことだ。 「どうして違うと言えるんですか?」 「死人は幻光虫という……光の粒子のようなものが結合して人の形を成したものだ。 斬れば結合が解けて霧散する。 外にいるのは斬っても消えることがない、生身の死体だ」 幻光虫、というものは、更紗が理解するには難しいもののようだった。 何しろ更紗にとっては聞いたこともない物質だ。 だが〈竜〉がいる、死体が起き上がる、人が竜巻を起こすような現実を前に、今更気にしているわけにもいかなかった。 更紗が少し時間をかけて納得すると、これまで向き合っていたアーロンが僅かに視線を外した。 「それに死人は、未練があるからこそ人の形を残す。 生前の人格まで維持することは稀だが、いずれにせよ強い執念があるのは確かだ。 この街にいた連中に、それはないだろう」 更紗が何度話しかけても、同じ言葉を繰り返していた人形のような人々。 殺されるその瞬間すら、表情一つ変わらなかった。 それは確かに、無念や未練とは縁のない者たちと言えるだろう。 ここで更紗は、別の疑問を抱いた。 「死んだ人が死人になるのは、スピラではよくあることなんですか?」 「多くはないな。 少なくとも下の連中のような群れにはならない」 「いえ、その……あなたが詳しいようだから。 スピラの人ならそれぐらい知ってるものなのか……。 それともあなたの身近に、そうなった人がいるのかも知れないと思って」 アーロンが答えを逡巡した。 常に余裕のある話ぶりをしていた彼にしては、珍しい反応に思える。 人の死に関わる話に深入りしすぎたと、更紗は少し後悔した。 余計なことを言ったと謝ろうとしたが、少し間を置いてアーロンは言う。 「確かに、身近だな。 お陰で俺は、そこらの連中よりは死人に詳しくなった」 踏み込みすぎたと、そう思った矢先ではある。 だが更紗にはどうしても知りたいことがあった。 「失礼でなければもう少し、聞いてもいいですか」 「……好きにしろ」 アーロンは投げ捨てるように言った。 快くは思われていないのだろうが、更紗は意を決して尋ねる。 「……身近な人が還ってくるのは、どんな気持ちですか」 どうしても聞きたかったのだ。 今までに失ってきたものが、どうしても忘れられなかったから。 兄に、父に、祖父に、幼なじみに、仲間に、敵に―― 親しい人もそうでない人も簡単に死んでいく国の中で、例え中身が別だと言われても、彼らにもう一度会えるとしたらと。 そう思っただけで目が熱くなり、胸の内が焼けるように痛むのだ。 ――あたしが勝手にタタラを名乗って怒ってない? ――みっともなくてイヤじゃない? ――あたしのしてきたこと……タタラとして間違ってないのかな。 「もう一度会えたら……声が聞けたらって、いつも……」 「思うだろうな。 親しい者を失って、それを割り切れないこともあるだろう」 「アーロンさんは……?」 「聞いてどうする」 厳しい言葉だったが、そこで会話を断ち切られることもなかった。 真剣に答えようとしてくれていることは伝わってくる。 「過去は過去だ。 既に終わった物語に過ぎん。 死んだのならさっさと未練を捨てて、異界にでも引っ込んでいればいい。 正者に口出しする資格もない」 相変わらず乱暴な物言いだったがこれまでよりも饒舌で、やはり彼にとって深い縁がある話なのだろう。 嫌悪のようでいてそれ以外の感情も含んでいるような、複雑な感情を押し込んだ声に聞こえる。 「お前こそ、会ってどうする。 未来の道を決めるのに、過去の力を借りるのか? 運命の子どもとやらが過去に『諦めろ』と言われれば諦めるのか」 突き刺すような言葉だった。 痛んでいた胸のさらに奥、自分でも気付いていなかったところまで、深く沈み込む重さがこもっていた。 ずっと不安で、がむしゃらだった。 「間違っていないよ」と背中を押して欲しかった。 朱理が己に「負けるな」と言い聞かせていたように、更紗はそれを求めていた。 アーロンにしてみれば、過去に縋っていたということなのだろう。 「……強いんですね」 「強いものか。 俺がお前の年の頃は、何も知らないガキだった。 先に生まれて、先に生きただけのことだ」 心も、技も、体も兼ね備えているというのなら、それは『英雄』と呼べるのではないか。 だが彼は謙遜でも何でもなく、それを否定するのだろう。 「ただの年の功だ」とでも言いそうだと、更紗には思えた。 「あの頃なら、〈赤の竜〉に選ばれるようなこともなかっただろう」 そこでアーロンが呟いたことで、更紗は思い立つ。 アーロンは当然のように助けてくれた、会話にも応じてくれたが、ここは殺し合いの舞台なのだ。 「あなたは、〈赤の竜〉の力で『シン』を倒そうとは思わないんですか?」 「それを決めるのは俺ではない」 返ってきたのは意外な言葉だった。 「興味がない」、「強制されるのが気に入らない」と言うのなら、彼らしいと思っただろう。 だが結論を他人に委ねるような姿勢は、ここまで見てきた彼の性格と上手く繋がらなかった。 「あなたはそんなに強いのに……?」 「そうだ。俺が決めても意味がない」 彼は頑として彼は意見を曲げない。 そしてそれ以上の答えを口にしようとはしなかった。 「回り道はもういいだろう。 ここを出た後のことを考えろ」 露骨に話を切り上げられたところで、更紗も納得することにした。 これ以上尋ねたところで彼は答えないだろう。 ただ彼の人となりに触れられたこの時間は、意味のある回り道に思えた。 ▽ 鼓膜に叩きつけられるような轟音、そして突風と粉塵が襲ってきた。 逃げ回る途中で確保した地図をテーブルに広げながら、行き先を話し合っている最中の出来事だった。 窓の外を見ると、建物を幾つか隔てた先で巨大な土煙が立ち上っている。 「どうする?」 「……行くしかないと思います」 異常な事態が起きている。 そこには浅葱がいるかも知れない。 朱理がいるかも知れない。 忌ブキがいるかも知れない。 アーロンの探し人がいるかも知れない。 危険を冒してでも、進むしかないのだ。 眼下の死体の群れ、そしてその先の脅威に向けて、更紗は安全地帯を背にして歩み出した。 【一日目昼/新宿】 【更紗@BASARA】 [所持品]白虎の宝刀、新橋、夜刀 [状態]健康 [その他] 〈竜殺し〉です。 【アーロン@FINAL FANTASY X】 [所持品]正宗 [状態]健康 [その他] 特記事項なし Back 婁震戒攻略 Next 光芒 001 還り人の都 更紗 - アーロン
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「猿~」デビューシングル 『なんかの上洛』 元ネタ:なんかのさなぎ ttp //www.youtube.com/watch?v=vUgnc8-oZWE WOW WOW~~ WOW WOW WO~~~~~~♪ ♪六文銭ってなぁ~に? 六文銭って何だYO~? (なんかの上洛とかじゃない?) ~~♪ ♪こないだ最悪だったよー 給料上げるようにたのんだら 団子ばっかりもらったんだよ 俺 毎月ピンチなんだYO~ (それなんかの上洛だったんじゃない?) WOW WOW YO オレ前作では手裏剣つかってたんだYO まあ 今作でもつかっているけれど WOW WOW BASARA!! (お前のストーリーモード なんかの上洛じゃない!?) Oh Yeah 旦那が留守のときの軍は なんだか前よりも寒く感じて はだかの心は まあ はだかっつっても心の話だから なんつーか こう 心がまる出し状態みたいな意味なんだけど 丸出しのソレが凍えそうだよ Oh~~Oh~~♪ 給料 ずっと 給料 ずっと 給料 もらってない 彼女もいない ろくなもん食ってない 前田の動物たちの方がオレよりメシ食ってる Oh Yeah! 武田軍に入った理由が 全然わからないぜ わからない わからないのさ~ お館様ぁ~! WOW WOW WO~ WO WO WO WOW WOW ルールルルール~ アンハハンハ――イェー…
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小ネタ・攻略等 何か雑多なアレコレを詰め込んでいくかもしれないページです (※4の内容です。皇の攻略関係はまた後日更新します) ドラマルートがない武将で統治期間千年未満の台詞の聞き方 6戦の獲得功の総合計が15000功未満であることが条件です。普通にプレイしてると2戦終了した時点で超えると思いますので、かなり気を使ってプレイしないとできません。なので…… リセットを繰り返して一騎討ちだらけのコースを出す(ちなみに最終戦は武田道場固定です) ステージ開始したらスタートボタン→□ボタンでそのステージの特別実績を確認する。 (ランダムなので毎回確認) これ獲得すると5000功なので条件を満たさないよう。 戦術実績である、ノーダメクリア(3000功)、戦友交代無し(700功)、体力MAXで武将撃破(1500功)、ステージ開始から8分以内でクリア(1000功)あたりもできるだけ回避するようプレイ。 難易度「普通」推奨(敵が柔らかい方がコンボ数少なく撃破できるため)(最大コンボ数=獲得功) できれば初戦の将軍は、撃破じゃなくて撤退させること。体力半分くらいに減らして8分くらい(?)逃げ回っていると勝手に撤退します。 武将一人500功なんで、上記全て回避できれば5戦の合計は5000功未満になるハズです。 最後の武田道場は個人的には黒帯推奨。武将1人500功×9人=4500功なんで、上記の実績を回避しつつプレイすればだいたい5000~6000功ぐらいに収まります。 ここらへんを気にしつつ、気合いと根性で狙ってみてください。 奥州目安箱の投書 武田軍っぽい投書とか 「お次は…アレ?これ本名?ま、匿名希望って事で… 「超えてみせますぞ、お館様ァッ!!」…バレバレだわ」 (幸村からの投書) 「ちゃっちゃら~♪ 戦国最新情報をお届けするぜ~! 「武田道場破りの旅、参加受付開始!集え強者達よ!」」 「一旦お知らせです…「来たれ、全国の強者たちよ!」 武田漢道場では挑戦者を随時受け付け中…燃やせ、魂!」 (読み手は亜奈娘) 収金極x6ないけどお金稼ぎしたい 武田道場とか遊びがてらにどうでしょう? 難易度「ふつう」でできます。 遊戯書の「敵兵治癒」と「大将殺し」を付けて虎帯(師範代クリアで出現)を選択し、さっさとクリアすれば100万くらいたまります。 うまくできず、そこまで溜まらなくとも、最後まで行けば武田軍3人のデモが見れて心が和みます。 佐助と「俊速」銘について 今作、「俊速」銘は付ければ付けるほど移動が速くなる(効果が重複する)のですが、結論から言うと佐助に俊速は必要ないです。 (以下恨み節スタート地点から門到達までの平均時間) ・俊速なし…… ダッシュ約9.00秒 滑空約5.25秒 ・俊速1つ…… ダッシュ約7.40秒 滑空約5.25秒 ・俊速2つ…… ダッシュ約6.45秒 滑空約5.20秒 ・俊速6つ…… ダッシュ約5.45秒 滑空約5.15秒 (滑空のタイムは、早くなってるわけでなく、ただ単に計測のブレだと思います) 以上、俊速を付けても滑空時は影響がなく、かつ、俊速6つ付けてダッシュしても滑空の方が速い。 つまりあの忍術で作ったっぽい烏最強。 躑躅ヶ崎館でちょいと楽しい台詞バグ(?) 幸村か佐助で躑躅ヶ崎館ステージを自由合戦でプレイすると、時々、敵の武田軍までプレイヤーを褒めてきます。(○○人撃破、陣奪取、敵将撃破時など) 敵のモブ兵、将だけでなく、武田軍3人も声をかけてきますし、 プレイヤー幸村「佐助、全軍に伝えよ!幸村ここに在り、と!」→敵佐助「合点!」 みたいな会話も時には見れます。仲いいなお前ら!? (今のところ詳しい条件不明です……難易度レベル遊戯書武器等は無関係みたいですが) ※追記 「関ヶ原の戦い 西陰」でも同様のバグ確認。幸村撤退後でも褒めてきます。 戦友の「自動」と「手動」 戦闘準備画面で戦友の行動を「自動」「手動」と選べますが(デフォルトは「自動」)、「自動」で攻撃するのは 『陣を取った時』と『見切りを発動させた時』の2パターンのみの模様。 それ以外は棒立ちなので、「自動」だからといって3や宴のアシスト武将みたいに攻撃してくれるわけじゃないです。 ちなみに「手動」は、L2押すまで本当に何も攻撃しません。 ネットバサラ屋の真田主従コメント(期間・2014/3/2~3/8、10/27~11/1) 佐助「ちょっとちょっと!大将…何なのさ一体、その格好は」 幸村「うむ!敵を知り、己を知れば百戦危うからずだ、佐助!」 佐助「やれやれ、そういう意味じゃないと思うんだけどねえ…」 モブ兵「ネットバサラ屋では、さらなる高みを目指して日々精進する幸村様を含めた、武将たちの特別衣装を配信中! さらに、一部の衣装を除いてセットにした、お得なパックもご用意しております! いざ!衣装を替えて、気合いも新たに進軍いたしましょうぞ!」 ネットバサラ屋の真田主従コメント(期間・2014/8/7、14) 幸村「急ぐぞ佐助!己の”あばたー”と”かすたむてーま”を買い逃したとあっては、武士の恥ッ!」 佐助「いや大将、あんたこの前シリーズ名曲集をダウンロードしたばっかで、 今月の小遣いはもうすっからかんでしょうが」 幸村「案ずるな!お館様に頼み、代わりに佐助の給金を持ってきた!」 佐助「…え?今何て?」 幸村「許せ佐助…!武田が天下のため、ねっとばさら屋は避けて通れぬのだあぁっ!」 佐助「大将?ちょっと?大将~!?」 BASARA4皇サイトの期間限定スペシャル画像平成27年2月26日~3月11日まで幸村と政宗が正座し続けました(クリックで画像表示)